道内タキ廃止の報が駆け巡ってから、何やら札幌方面では8771レなんかが盛り上がっているようで、「負けてられるか!」? と晴れ、かつ気が向いた時に何度か見に行っていた旭川通運の原色DE15に、やっと対面することができまし…、もとい、否、横の宗谷本線車中からはしょっちゅう見てたんですが(古くはロッド式のとか見た時には本当に驚きました…)、やっと写真に収めることができました。とはいえまだ動いている雰囲気はあるものの、無人でアイドリング停止状態。果たして現役のウチに動いている姿を拝むことはできるのでしょうか??
【写真はすべて北旭川(貨)駅】
DE15 1519、1520、1521の「カプラー無し3兄弟」の弟分になるカマですね。現在唯一車籍がある1520も、全検を受ける前はつぎはぎだらけのこんなお顔(もうちょいマシ)でした。1519は1年前ぐらいまではお向かいの旭川運転所にその姿がありましたが、まだ息災にしているのでしょうか? その後、同様にラッセルヘッド用のカプラーを外したDE10 3500番台ってのが出てきましたが、何が違うのかって聞かれると、「改造した会社が違う」というぐらいの知識しか自分にはありません…
このゆるりとした構内も過去帳入りしてしまうのでしょうか。後方におはすは予備機? のDD13×2。どちらも苫小牧ゆかりのカマで、手前のオレンジはいわゆる国鉄同型機ですが、奥にいるのは超貴重な初期形40号機です。ブタ鼻シールドビーム改造されてますが、私の知識で見る限りほぼ原形。色だけでも塗り直し(この場合、茶色の原色は大宮に1号機がいるワケですから、もちろん朱色の国鉄色で!)、屋根付苗穂工場にでも保存しておいて欲しいものです
さらに遠景でも記録しておきますね。荷主都合とはいえ、このタキがタンクローリー車に置き換えられるとなると、環境に優しくないのは無論ですが、特に冬場は流通団地通の渋滞の元になるのも必定でございます