〽流氷とけて〜、春風吹いて〜、ハマナス揺れる〜、宗谷の奇跡
そもそもこの列車の撮影は偶然が作用しまくってました。先に決まっていた勤務ダイヤ休みの日に、マヤが走ることが発覚。しかしその後、日帰り出張の予定が入り出番に変更なったんですが、その内容は何と「昼から美深」での仕事でした。つまりマヤを撮った後に美深へ引き返せば、全行程社用車、という超お得なプランが組めます。しかも、週間予報はこの日を中心に崩れる内容が続き、おそらく自家用車プランだったら突発ウヤとしていたでしょう。「タダだから(※自分の財布的には…)行っとけ」と自分に言い聞かせ、旭川市街を走り去るマヤを家から眺め、テンション上げてから小雨の中、出発したのでした…
【問寒別〜糠南】このあたりは言わば予想通りの天候。小雨が止み、霧が出ていないだけでもマシと思い、晴れれば光線が期待できない場所をツブして行きます
列車が幌延をまわっている間に追い抜き、「次はウケ狙いで逆南下沼でも…」と考えながら走っていると、ドンヨリ雲の左手(※進行方向)低層が空いて明るくなっています。そしてそこには「無いもの」と決めつけていた残雪をまとった利尻の全容が! もちろん逆南下沼は即捨てで抜海を目指します。稚咲内あたりから多少の日差しが出始めたものの、沖にある島は眩しいばかりなのに、いくら北上すれども陸側は雲の下。こうなると完全に心境はギャンブラーです…
【抜海〜南稚内】結局完全に青空の下に出たのは、抜海市街のT字路あたりから。数日前の報道ステーションでお天気女子アナが「今週はオホーツク海の高気圧と、本土側の低気圧がせめぎ合い停滞」云々ということを言っていたかと思いますが、その境目がまさにここだっったということですね。とにかく来てみなければわからない…、この場所もこれが撮れれば卒業です。ちなみに帰路(出勤路)でもなお、隣駅の勇知から南はドンヨリでした…
下書き途中でくまかんさんのブログと言葉がカブッていることに気付きましたが、(※奇跡の度合いには個人差があります=当方が矮小)ということでお許しをば…
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