さて、石北終了から丸1週間空けて、旭鉄ホキの〆となります宗谷場面が行われました。今年は昼の気温が上がりモジャモジャはもう夏の雰囲気ながら、朝晩は冷え込み虫にもほとんど刺されない「果物が良くおがる(北海道弁。1日の寒暖の差=気温の日格差が大きい)天気」が続いています。ある意味これが本来の北海道の気候なのかもしれません…。まぁ今季のホキも設定少ないながらも無事終了。ムスメに毎朝不本意な起こされ方をしているためか、そういえば早起きがあまり苦にならなかったような…(※朝練当日の後遺症は年々悪化の一途なワケですが…)。旭運DEにはクソガマ増殖との良からぬ(※意見には個人差があります)ウワサもあり、来シーズン以降が気がかりな事業用列車シリーズではあります
【2012/06/12】
【蘭留〜塩狩】今年の宗谷ホキは蘭留以北のみの設定のようで、DE重連もわずか2日だけとのこと。ということで濃いネタ好きの衆がさらに濃縮され、ちょうど散布地点にもなった未明の蘭留陸橋に5人を越える鉄が集結。気合いの入った内地ナンバーも2台ほど。気温は車の温度計によればぎりぎりプラスって程度しかなく、もちろん眠気もあって挨拶の後はみんな無言で列車を待ちます。国道を猛スピードで走るトラックの運ちゃんから見たらさぞ異様な光景だったでしょう。動画で見るとホキのバラストが砂時計のように減って行きます▼
【塩狩】2場所目は自分的には超珍しく駅撮り。暗いから、とかではなく、昔ながらの峠の駅の雰囲気を残していることに敬意を表しまして…。ここは鉄は自分1人で、列車監視に来た保線の方と「砂利列車撮りに来たの?」と話す余裕もありました。いつものテキトー撮りながら動画の出発時の連結器の音が何ともたまりません(発車ホイッスルは旭運クラクションのため割愛)▼
【塩狩〜和寒】塩狩駅出発時に見た、九州マヤのような? 作業灯に惹かれまして、どうせ峠区間はモジャモジャで身動きとれなさそうなので踏切から後追いしてみました。一見、なんちゃって推進のようでもあります
【北剣淵〜士別】天気予報は内地が梅雨入りシーズンということもあり、出発時は「蝦夷梅雨」を思わせるベタ曇り。しかし剣淵、士別市町境から嘘のように晴れました。最初の鉄橋はDE×2+ホキ10はまったく入らず単行キハかマヤ検向きで、供養版用記念撮影状態。次の鉄橋はちょい後追い気味、背後電線うるさ気味ながら何とかスポットライト状態になり、豆粒俯瞰で理想となる鉄道車両が画面中最も明るい状態で抜けも良く、なかなか期待以上の◎となりました
【風連〜東風連】バカ停の風連発車を撮って仕事へ向かいます。ヨコ写真は交換のキハが写り込んで自分的には−10点(これがタラコならもちろん+20点!=※意見には個人差があります)
【旭川】かなり番外編チックですが、仕事後はちょうど薄暮ブルータイムに送り込みの重単がやってくるので、ガラス張りの旭川新駅舎を外からバルブ! 一番手前の普段は富良野線が使っている1番線に入ってくれましたが、停止位置は残念ながら木の真横でした…。時間を追うごとに明るくなって行ってる気がするのは写真の妙ということで…
【2012/06/13】
【蘭留〜塩狩】しかしどうしても「峠」って感じで撮っておきたくて、翌朝も塩狩峠へ向かいました。クマザサと30分近く格闘して何とか足場を開拓。本当はもっと高い位置に入りたかったんですが、画面左の木が邪魔で、結局カーブかぶりつきとなりました。気温低くまだダニは動けない様子で、若干匹の羽虫の襲来を受けただけで平和裏に終了。天気も前日のようなワケには行きそうもないので、ここでいったん撤収としました。ちなみにケツライトはこの日は装備されていなかったので「午前4時前の仕業の際は装備」みたいな決まりがあるのかもしれません ▼山に響くエンジンの咆哮が…
【2012/06/16】
【抜海〜南稚内】オーラス最終日はホキ運用では珍しく土曜日の設定。ということで堅気の会社員タサ氏が札幌から、関東からはチトさまも参戦。私は金曜夜に会社の送別会が入っていたので、早朝の自宅からタサ氏の車に便乗して北を目指しました。「山が見えていれば抜海」ということでしたので、春マヤに続いてまたこの場所へ。山は薄いながらも全容、ホキ10車ということでマヤとは違う存在感が列車にはあり、1カットのみながら「来て良かった」ということになりました。帰路にはもちろん遠別「メルヘン」と、天塩温泉「夕映」に立ち寄り、ひさびさの鉄食湯フルコース行程となりました…
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