さぁ夏至も過ぎまして、今年の朝練シーズンも終盤を迎えております。25日の旭運DE15たちは大忙しで「富良野・美瑛ノロッコ」、オホーック管内へのSL回送、さらには初夏の宗谷マヤも設定されておりました。天気予報もたいへん麗しく、読みが当たって代休となっていたことから「名寄あたりまで宗谷、その後に石北へ転戦」というプランを頭に描き、予報通りブルータイムに黒く浮かび上がる大雪山連峰を背に走り去る宗谷マヤのカマ色を確認し、前回「マヤ向き」と書いた北剣淵の鉄橋を目指して出発。しか〜し、道央道比布ジャンクションの先の山々には何やらベッタリと雲とも霧ともつかぬモノが張り付いており、イヤ〜な予感とともに、濃霧の塩狩峠に突っ込むことになったのでございます…
【初野】結局、名寄を過ぎてもなお撮る気も起きないような濃霧。ならばせめてもマヤの作業灯点きでも撮っておこうかと、初野の板張り朝礼台ホームに立ちました。で、夏の沿線のモジャングル振りは強調できましたが、作業灯は残念ながらDEの床下機器カブリ。もうちょっとサイド、または引きつけられる画角じゃなきゃダメだったみたいです…
【音威子府〜筬島】もちろんこんな状況で石北へ引き下がれませんから、ズルズル(といっても時間が時間なので結構なスピードで…。マヤも速いですから…)と北上。霧もだいぶ晴れてきたこの場所で、久々の撮影。以前はモジャモジャで夏場の撮影は不可な場所でしたが、一昨年の土砂崩れで下草もろとも流失してしまったようです。一応な水鏡に、一応まだ点いてる作業灯が映っております…
【抜海〜南稚内】さらにアメダス速報を見ると北部は晴れ。一瞬ですが雄信内で山頂まで見えちゃったものですから、結局10日とおかずにまた「奥抜海」に来てしまいました。ちなみにここでは名寄泊まりだった汽憶氏とその関西時代のご友人、前回ホキで草刈りして下さった方とも再開。昨秋のマヤ以来4期連続当選ということもあって、望遠で切り取ったアングルにチャレンジする余裕も出てきました。お付き合いで▼の一応国鉄型銀箱キハまで撮って撤収。帰旭後はシャワーだけ浴びて後輩の送別会へ向かいましたが、非常に心地良く酔うことができ「千鳥足になってますよ!」と突っ込まれまくりました…
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