またもや勤務の合間を縫ってなのですが、石勝線占冠のスーパーおおぞら炎上事故で開催自粛になった昨年をまたぎ、2年ぶりに開催された「旭川運転所フェア2012」に行って参りました。今回は一昨年に「こういうのも欲しかった」ってのを撮り足したような感じですね。いずれにしましてもこの機会だからこそ、合法的に目にする事ができるものばかりでございます…
まずはいきなりクラの前にたたずむカプラー無し3兄弟のDE15 1519号機を発見(もちろん展示車両には入っていません…)。手歯止めこそかけられてますが、現役の入換動機として残る姿を拝む事ができました。本線挟んだDE15 1521とともに行く末が気になるカマではあります…(超貴重な初期型DD13は後期型とともに姿が無くなり、解体されたとのウワサもアリ)
で、見たかったのはラッセルヘッド、つまり羽根部の中なんですね…(展示車両はDE15 1546号機)
まずは基本の運転台から。使用停止ですがJNR時計も残ってますし、何故かキハ用オルゴール付きの受話器があるところなんかが興味深いですね…
で、本題の保線区員さん用の作業スペースです
盤上左右に並ぶ両翼の開閉レバーと、真ん中のフランジャー操作レバーを2人で扱うワケですな。旋回窓の黄色いテープは、デモ用に回転っぷりがよくわかるように貼ったものらしく、一昨年と比べると進歩しておりましたが、おかげで意外と回転数に個体差があることがバレちゃってました…
このレバーの操作次第で、遠路はるばるやって来た線路際の撮り鉄の運命が決するのです。「フア下 フ下ア上 フア上 緊上」の4ノッチ? が刻んであります。単線型(これは複線型)だと「フ上ア下」ってパターンで通過される事も結構あるような気がするんですが…
羽根デモは(僭越ながら来場者のチビッコやお母さんには『なぜ羽根を動かす必要があるのか』から説明した方が親切かと…)一昨年前の動画でご紹介しましたので、今回はDML61ZBの全開サウンドをお楽しみ下さい…(っても所詮はiPhone録画ですが…)
今年もたくさんハァハァしました…
200760