2005年のミャンマー（Myanmar/Burma）旅行も５日目を迎え、タイへの「帰国」へ向けてヤンゴン（Yangon/Rangoon）まで非鉄で戻っておりました。この頃になると、シャン州（Shan State）の気候風土や、高尚な国民性にすっかり感化され、自分の精神構造もすっかり浄化されたような心持ちです。この日はヨメの希望で陶芸村に行くことになっていたことから、ふたたび同一人物のガイド氏をお願いしてありました。ならば許可証もある事だし、また「ついで」にヤンゴン中央駅（Yangon Central Railway Station）に寄りたいと希望を出し、Exif情報によるとわずか数十分ですが滞在しています。夜行列車が出るような時間じゃなかったからかもしれませんが、構内に外国人は私らだけだったような気が…（現在は環状線が一大観光地になっているとの話も…）。重要軍事拠点ですから当然警備兵などもいた訳ですが、もちろん「カメラを向けてはいけない」とガイド氏にきつくクギを刺されての、入場でございます…
（現在とはあらゆる面で、大きく現地の状況が変わっていると予想されます）
▲立派な駅舎ですね〜
▲昼下がりっぽい雰囲気のホーム。行き先表示とかの類はいっさいありませんので…
▲到着する長距離（らしき）列車も、どこから来たもんだかわかりゃしません。郷に入りては…、ってことで、ホーム間はもちろん平行移動…
▲立ち位置にはちょうど構内踏切がありまして、入線する列車から飛び降りて来た人や、踏切で待たされてた人なんかで結構な賑わいです
▲そこへデデゴイチが入線して来ました。こちらは日本国鉄のデデゴイチ様じゃなくて、ミャンマーのデデゴイチですね…。スタイル的にはDD20でしょうか？
▲奥にこれまた親しみのあるレールバスが見えてましたから、そちらのホームへ行ってみますとちょうど「豊田市」行きが入線。最後尾の尼さんが乗っているのは「阿智」行きでした。雰囲気からしてこちらは近郊列車ホームのようです
▲さらに統一塗装のDD14（風）牽引客レも入線。これも近郊列車っぽいですかね〜。ちなみに私、ムスメにも「ピースすんな」と言う事が多々ある「非ピース」主義者ですが、この笑顔でされちゃうと文句も感じませんね〜。軍政下の国民がピース、ってのは、平和ボケした極東の国でやってるのとは意味が違いますしね〜（彼らはそこまで考えてないとは思いますが…）。ヤンゴンの方々は我が国とは逆で、若い人の方が他人に対しても屈託がない印象を持ちました…（もちろん若くなくても心洗われるような人たちばかりでしたが…）
ちなみに民主化宣言直前にミャンマーの「世界の車窓から」をやってましたが、乗客がガチガチでまるで昼のNHKバラエティーのような緊張感（※意見には個人差があります）。カメラの背後でお役人（と軍人）が何人も目を光らせてるんだろうな〜、ってのが容易に想像できる内容で結構笑えました。紀行番組取材なんかで許可が出ても、テレビカメラ１クルーにつき役人20人以上がついて回り、ミャンマー側御一行さまの毎晩の接待に最も労力を使う、って話を聞きましたね〜
【おまけ】
私はバス趣味は無いんですが、やはり「乗り物」は目にすれば気になっちゃう存在。貴方が乗ったバスも走ってるかもしれません。2005年に撮ったカットを順不同にて…
▲エアポートリムジン、神奈川中央、都バス（東京都営）、富士急行、近江、JR東海高速、小田急（立川？）、関東、京成、東武、横浜市営ぐらいまでは自分もわかります。埋めた後部扉も同じ色で塗っている車体もあってオシャレです。富士急と神奈中が人気ですかね？ 高速仕様の道北バスが唯一見た道内会社で、北海道民として撮り逃した事を、いまでも悔しく思っています…
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