札幌漫鉄オヤジの鉄写真撮影記 Satsumann's Railroad Photograph Log

国鉄時代に生まれ、当時の車体色を維持する車両を追い回す!

      「 国鉄型車両には、旧態依然スタイルの鉄道写真がよく似合う…」                   Restart 2018/09/10 689400-

【 基本、写真が主、動画が従、のスタンスで撮影しております。悪しからず 】                                      
       If you want to see this blog's snowplowtrain's page,Please click this link!

【2015/09/03.04】道内鉄ネタの王様、原色DEのある限り撮り続ける…、釧鉄マヤと海底炭列車

【2015/09/10 『身内CM』に新情報追加】
 その昔、四半世紀ほど前までは「あ〜、道東 (特に根釧地区) に来たな〜」と実感する道端アイテムといえば、軍服を着たオオカミまたは鬼のような形相で目ピカーのソビエト連邦兵が描かれた「島はうばわれた」、釧路駅バス乗り場横の「アラブ石油 (アラビア石油には非ず! ほかに帯広、北見にも…) 」のアラブ人横顔、そして威勢の良いキャッチコピーの「太平洋の海底炭」でしたかね〜 (細かいこと言えば、別保駅前の手書き感たっぷりのヘロヘロ文字による『釧路ー東京 近海郵船フェリー』とか、中標津の『ロッキーフライドチキン』などもありますが…) 。これらが全滅したのかは定かではありませんが、バブル期入りとともに、あ〜いうアジアカオスっぽい個性的な看板が消えてしまったのは、非常に残念で文化的な喪失だと思っております (※意見には個人差があります)…
 で、そんな遙かなる釧根も今じゃあお隣、ムスメが「動物園行きたい」と言やぁ行く先は釧路市動物園ですから (でもシロクマ『ミルク』を一瞥後は、ひたすらフラフープやってました…) 、これまでは最果て感漂ってた釧鉄マヤも、きわめてご近所ネタに昇格! …というか一連不祥事で旭鉄マヤは時変の嵐が吹き荒れ、もはやまっ当にお天道様の下を走る姿が拝めるのは石北下りと釧鉄局内! ということで、くるくる変わる予報に翻弄されながらも、これまた皆勤賞モノのtu-kaくん (東京) と んと雲さま (山形) 初乗り合いのレンタカーと合流すべく、塘路駅を目指したのでございます…



【2015/09/03】

【細岡〜塘路まず行きましたは、これぞ釧路湿原、のひさびさ新夢が丘。数年前にホキ工臨で単独踏み入った時には、もはやサイドアングル消滅、と判断せざるをえない状況だったんですが、事前にもたらされた情報通り、都合良くマヤ編成がすっぽりと収まるように灌木とモジャが消滅! どこぞのシカさんが食い荒らしたか、どこぞのクマさんが踏み潰してくれたのでしょうか? 何はともあれ前日昼までの雨予報はどこへやらの最高露出。STAR WARSの帝国軍タイファイターの如く次々飛んでくる蚊との戦いを乗り越えての夏景色卒業カットに、通過後tu-kaくんが珍しくニコニコだったのが印象的でございました…



     

【止別〜浜小清水】で、追っかけたワケですが、「面に日が当たるの、この場所しか思いつかないよね〜」ということで、お決まりのこちらへ。せめてもと縦アンにはしてみましたが…。横アンの背後の車は鉄に非ず、秋サケ釣りの方々でございます…




   
【緑〜川湯温泉今日の3人が再履修食らってたのがこの場所ですんで、浜小清水で食料調達の後に直行。今回はギリで車両に最大露出の日が当たり、進級ぐらいはさせて頂けますでしょうか…。今年は朝晩ヒトケタまで下がる日もすでに数日あり、葉の種類によっては色づいてきております…



     
【茅沼〜塘路で、またまた追っかけましてコッタロ湿原展望台へ。さすがにこの場所にはシカもクマも出ないようで?(実際にはどちらもウジャウジャいますのでご注意!) 重連工臨のカマ2杯が抜けなかったモジャは相変わらず。こちらは結構追っかけ組が集結しまして、てっぺんから望遠レンズで一点を凝視する集団に (といってもヒトケタ人数ですが…) 、ノンケの観光客から好奇の視線が降り注がれておりました…
 この日の▼動画篇。キハもそのうち見られなく光景ですね…

 かつて夜行急行「まりも」待ち合いのためにしばしば立ち寄っていた店で、4戦4勝 (全晴) の余韻にひたりながら釧路の夜を堪能後、翌朝の飛行機を予約してしまっていたtu-kaくんと、クソ仕事で初日の希望休がかなわなかったタケさま (札幌) がメンバーチェンジ。本来の予報では3日より天気が良くなるとされていた翌日に備えたのですが…
 タケさまのローテンション (というか、よくあの直前予報で仕事後に来たなと…) 通り、「雨が降らないだけマシ」といった状況で迎えた2日目の釧路の朝…。マヤまでのツナギとして、いまだ走行シーンを見たことがない、太平洋石炭販売輸送臨港線へ15年ぶりぐらいで行ってみます…



【2015/09/04】

 まあ自分的には、このような施設が (かつての勢いはは無いとはいえ…) 盛業中であるだけでもテンションが上がりまして、しかも建物のマーキングは「太平洋炭礦」のまま。おそらく旧会社から引き続き釧路コールマインで働いている人たちの、心意気をも現してるんでしょう… (※想像内容には個人差があります)


 まずは【春採】

 朝から張り込みますが、残念ながら午前は仕業点検のみで運転なし。世にも珍しい連接貨車の写真など撮ってみたりして、過ごします。ヤマから電話がかかって来ると動き始める、というシステムのようで、職場の方にも確実な運転時間は直前までわからないんだそうです…(←tu-kaくん)。踏切に立っていると「いま7セット (7連14車) 分たまっているらしいんだけどね〜」などと、それとなく耳打ちはして下さいました!(※対応には個人差があります)
 昼前に、マヤかヤマかという決断を迫られまして、んと雲さま&タケさまチームは厚岸方面へ。「北海道民でありながら一度も見たことがないのも…」という理由で、自分は残りまして、張り込み続行…。といいつつ、本抗方面の探検や沿線ロケハン、ちゃっかり昼飯をすませ、炭鉱展示館見学などもしてしまいましたが…

 14時前、エンジン始動後にデッキに誘導掛 (仮称) が乗り込み…いよいよ列車が積み込み作業のため動き始めました…
   

 ホッパーに残る、三井系列イゲタに「太」の社紋が誇らしげで良いですね〜。列車は2分割され、効率よく積み込み作業をおこないます。また、見たところ貨車1車ずつの停止はせずに、ゆっくりと流したまま積んでいるようです




【春採〜知人】で、積み込み終了まで見てると「走り」が撮れなくなりそうと直感して、ロケハンしてあった俯瞰地点へ。予想通り、到着時にはもうストレートに進入し、後ろのカマまで見えているような状況でした。こちらもそれとなく秋色がせまってきております…。左は金魚の祖先、ヒブナで有名な春採湖、そして背後には、帯広時代によく来ていた回転寿司と本屋がありまして (当時の帯広にはでかい本屋、Macを扱う電器店が無く、結構な頻度で通っていた…。馬券を買いに毎週釧路へ通う上司もおりました…) 、踏切があることぐらいは知っていたんですが…



 そして【知人】の石炭桟橋。小樽や室蘭ではもはや伝説的な存在になっている、これが生で見たかったワケですよ〜(といいつつ『走り』を欲張ったために、到着時には列車は分割後でしたが…)

   
 この「くぱぁ」がタマリません…(2カット目は極端にトリミング、明るさ調整してあります)。ホキと違って流量調整が必要ないので、より豪快な落とし方ですね〜

 くぱぁ▼動画篇はコチラ。カマのロッドの動きもこちらでお楽しみ下さい!
     


 まぁ原則私鉄はマジメに撮り鉄しない主義なんですが (※主義には個人差があります) 、黒セキ貨車にかつての「道外禁止」運炭列車の姿を重ねまして…、積み卸し作業といい、大変貴重なモノを見せていただきました…。ちなみにギリでマヤにも間に合う時間だったんですが、ニュースや天気予報でいうところの「急に周囲が真っ暗になったら竜巻に注意」みたいな状況になったので、遠矢でムスメに献上するタレザンギを買って、おとなしく帰路についたのでした…
461170


▼【身内CM】 こちらの写真展、まだやっております。宗谷本線の聖地、問寒別駅へお立ち寄りの際、幌延でお乗り換え待ちの方は是非こちらへも!
   


 ついにコンナノもはじまっちゃいました〜。宗谷北線沿線の自治体、鉄ネタで盛り上がってますね〜。秘境駅保護? のタメにも、どんどん応募してやってくださいまし〜。詳細はコチラ!( 宗谷管内幌延町 宗谷本線 秘境駅の里『ほろのべ』フォトコンテスト )  賞金も出るでよ (※ナゼか名古屋弁風)
やっぱ小幌の例もあるし、行政に先手打たれると、北も動きにくいんでしょうね〜

 ▼ラッセル車動画の再生リストです! Playlist of Snowplow train(Youtube)

      If you want to see this blog's snowplowtrain's page,Please click this link!