はいみなさま明けましておめでとうございます！ なにを今ごろ…、とお思いでしょうが、やっとこの記事としてアップいたします冬休み最終日からきょうまで、……旅(冬休)-旅(冬休)-カゼ(熱)-カゼ(熱)-カゼ(熱)-カゼ(鼻水)-カゼ(鼻水)-休-カゼ(鼻水)-カゼ(鼻水)-カゼ(咳)-カゼ(咳)-カゼ(声枯)-カゼ(声枯)-東京(休)-東京(休)-咳痰-咳痰-咳痰-小康-……のような状況となっておりまして、みずから招いた作った勤務ダイヤとはいえ、結構休み後の仕事も朝早かったり氷漬けだったり、果ては風雪にさらされていたりしたものですから、いまだ時折グリーヴァス将軍のような咳と、元鼻水で構成されていると思われる痰に悩まされております…。…とまぁ汚い話は置いときまして…、昨年12月の自分の誕生日を以って、自分45歳、ヨメ43歳となりまして、合わせて88歳！ つまりメデタく？ 国鉄時代からの人気商品「フルムーン夫婦グリーンパス」適格者となりました！ さらにウチの場合ムスメはまだ５才未就学児童なので、幼児=座席をとらなければ無札での乗車が認められる立場であり、この瞬間を利用しない手はない！ とばかりに冬休み後半に同パス５日間用で豪華絢爛なる？ 乗り鉄家族旅を楽しんで？ 参りました。各地の夜行列車、開放式寝台の廃止や、東日本以外の新幹線では最速列車への乗車が認められないなど、発行時に比べればほかの特別企画乗車券同様ずいぶんと使いでは悪くなっているものの、ロザ全国乗り放題というのはやはりたまらない魅力。実家近くの神社で引きましたおみくじには「楽しき旅になる」と…。説き伏せたヨメと、まだよく状況を飲み込めていないムスメをともない、正月の同パス使用停止期間が明ける７日に、まずは東京・大森の実家から西へ向けて出発したのでした…。しかし…、上原謙&高峰三枝子が法師温泉につかってるCMが始まった小学生のガキンチョ当時、まさか自分が「フルムーン旅行」することになるとは思わなかったですねぇ…
※後半の東日本分含め、きっぷ勢ぞろい。但し経路変更等で、乗変をかけたものもあります
【Day１ 2016/01/07 大森(発)→東京→小倉→別府】
▲ちょっと乗り鉄としてコダワリたい部分がありまして、午前７時前に大森を出発。ただ京浜東北北行はすでにラッシュの様相。デカイ荷物に子連れで乗るにはこの時間帯がギリギリだったと思われ、結果的にこれで良かったのかも…。職住近接で会社まで徒歩３分の環境におります自分からすると、「ホントにホントにホントにホントにごくろうさん！」って感じですね〜。みなさん正月明けから不機嫌そうor無表情orスマホでしたが、まぁそうなっちゃうのも無理ない生活ですよね〜（※意見には個人差があります）
▲▼コダワリたかったのは、やはり「東海道新幹線での旅立ちは『東京』にしたいよね〜」というコト。売店でベントーやビールを買い込みまして、いよいよ憧れのグリーン車乗車です！
▲▼それぞれの体勢で落ち着きまして…。まぁ「ぷらっとこだま」のおかげで、人生で一番よく乗っている座席指定グリーン車は、じつはこの東海道新幹線であろうワケなんですが…
▲まずは車窓右の丹沢の山を見て「フジサンだ〜！」とフェイントを車内に響く声でカマしたムスメ。その後、見えました本物を見て「本当に一番高いね〜」とワケのわからん感心をしておりました…。まだこの頃は暖冬ということで、この時期にしては驚異的に雪が少ないお姿…。茶畑も入りまして、まさに「びゅわ〜ん、びゅわ〜ん、はっし〜る〜 青いひかりの超特急」な風景ですね！
▲まあ最速達列車ではありませんので、車内は旅行者がパラパラって感じのマッタリした雰囲気…。そういや東京で先頭部撮りに行ってなかったな…（※確信犯ですが…）
▲京都では留置線に居並ぶ蒸機にちょっとドキドキしたりしまして…
▲新大阪到着。やはり最速達ではない「さくら」（まだ違和感あるな〜。この名称＝※意見には個人差があります）への乗り換えなので別ホームへ。左空けエスカレーターが関西ですな〜！
▲今度はちゃんと入線撮りましたで！ それから車内清掃中に551の豚まん買いに改札外へ出て来ましたんや！ グリーン車は３両から一気に半室なんでほぼ満員（指定も満員との車内放送あり）でっせ ▼車内の装飾もなかなか洒落てますナァ…（※エセ関西弁にて…）
▲「さくら」に乗ったのに小倉で下車。「在来線」とか「鹿児島本線・日豊本線」じゃなくて「JR九州線」なのが他人行儀ですなぁ ▼とりあえずこの駅ではこれ食わなきゃね。車内持ち込みにしたら、入線時間から逆算して温めはじめてくれました！
▲超遠景なのはどんぶり２つ持って、折り返し時間で先頭のグリーン車（ウテシさん待ってる位置）まで行かなきゃあならないタメ。撮る方では完全に射程外の車両（※意見には個人差があります）ですが… ▼乗る分には展望席「パノラマキャビン」があったりと、なかなか旅の楽しさを考えてるな〜、と感心感心
▲初日の目的地・別府では「ピカピカのおじさん」に出迎えていただきました！ いいですなぁ、センス感じますなぁ、こういう銅像。やっぱ行楽地はこうでなくっちゃね！ スソになんかぶら下がってるし…。なかなか渋い高架駅の別府ですが、駅名のフォントも独特ですねぇ
▲まぁ自分的には最南端とかまで乗り続けたい思いもあるワケですが、同行者がいる以上、そちらの精神衛生にも気を使わなきゃならない。というワケで宿の車が迎えに来るまでの間、別府の旧市街アーケードをブラブラします。ヨメの目的地は以前も来たことがある竹細工店。ムスメが気に入ったのは鎮座する天狗（の横にあったおみくじ） ▼「復讐するは我にあり」でオナジミ、鉄輪（かんなわ）温泉の宿では新年らしく干支のタオルをいただき、ひとっ風呂浴びてから夕食を「地獄蒸し」で調理する様子などを見学。蒸気だけでコメまで炊けちゃうらしいですよ〜
【Day２ 2016/01/08 別府（久大本線経由）久留米→新神戸】
▲朝も早起きして別棟の貸切露天風呂へ。九州の夜明けは遅いんですな…（逆に夕方にブルトレバルブしようとしたらまだ明る過ぎたり、もう『走りは無理』と決めつけて宿に引っ込んでた島鉄の送り込みキハに日が当たってたり…、と、過去にはイロイロ失敗してます…）。泊まり客少なければ砂風呂も含めて貸切にできて、民宿的サービスでお値段もリーズナブル。なにより駅も含めて別府市内無料送迎アリ。なかなか当たりな宿で、最高指導者からもお褒めの言葉をいただきました！
▲ちょっとだけ大分市内に入りまして、教えられた方へ向かうと… ▼お〜、モーター音も高らかに常磐線万博塗装の国鉄型が！
▲当サイトまさかの２回目登場さるっこレールに乗りまして…。相変わらずレールはサルに人気の遊び場のようですね〜 ▼さるだんごを見物したり、母娘は木の上の猿の黄金水を浴びたりしまして…
▲年代物っぽいバスでふたたび別府駅へ… ▼これまたまさかの半年ぶりのべっぷ駅市場で、実家への土産などを調達！
▲高崎山滞在を延ばしたので、まさにミドリイモムシ（※意見には個人差があります）な列車に乗変… ▼５分差で別府から追っかけてきた特急の到着を待ち？ 大分では並走発車！
▲やはりガード下で確保した肴でラウンジ酒宴開始！ と思ったら、さっそく「長時間の占有はご遠慮くださいませ」とクギを刺されてしまいました…（※食い終わってから退散…）
▲よく見りゃ車中は９割５分はアジア系観光客の方ばかりでして、臭っさい肴（※褒め言葉）を広げて昼酒かっ食らってる我が家族が、完全に異質な存在なのでありました…（喫茶店で酒飲んでるようなものか…）
グリーン車に慣れた贅沢な身には、超狭く感じる座席へ戻りまして… ▲ミトーカ車ばかりの九州にあっては、これでもだいぶ落ち着いたデザインに見える（※意見には個人差があります）普通キハと交換 ▼で、列車名にもなっております湯布院では、アジア系乗客の総入れ替えがありましたが…
▲ほどよく酔ったヨメと、別府の湯が効いたムスメは、久大本線の素晴らしき車窓風景を楽しむこともなく爆睡…
▲自分はガンバって起きて、豊後森の扇形庫もしっかり？ 見ましたよ！ ▼車内銘板かと思ったら「Free Wi-Fi」。さすが外国人相手の観光列車ですね〜
▲久留米といえばラーメンやろっ、てことで駅前のお店へ…
▲またもや半室グリーン車の客となりまして、九州を後にしたのでした… ▼無札の人は車販のオネーさんと車掌氏から、それぞれこんなモノをもらってご満悦。我が地元の列車ではあり得ないサービスですね〜（実際、ムスメは帰路は飛行機でないと知り『プレゼントがもらえない』とグチっていた…）。そもそも５時間運行の列車に、車販も自販機も無いですからね〜
【Day３ 2016/01/09 新神戸→品川→大森(着)】
▲２泊目は自分のルーツの地でもある神戸泊。行程中１駅だけ私鉄も利用しましたわ
▲この駅のたたずまいは、初めて来たポートピアの頃（※おそらくは開業時）からあまり変わりませんな〜 ▼ホームドアも昔っからあるし…。ということでやっと登場のN700系のお顔（※乗る列車ではなく、先行の『のぞみ』）
▲西日本篇最後のグリーン車に乗り込みますが… ▼無札の人が座席を荒らしまくってます！
▲すっかり日も暮れて多少は見慣れている電車と並走するようになり… ▼「東京まで乗る」とワガママは言わずに、おとなしく品川で降りました…。座席にコンセント無かったと思ったら、同じ700系でも基本番台？ だったんですね〜
▲で、晩飯前に大森まで戻りまして、３日間の西日本篇終了となりました！（つづく）
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