例年はバンコクを拠点に周辺国へも足を延ばすのが恒例となっていたんですが、今回は一週間の間、バンコクでのんびりしておりました。同行3人のうち2人とは3日目から別行動、ヨメと2人でふらふらしていたんですが、最終日を予備日としていたため、「手長エビを食いに行こう」と誘い出して再びメークロン線に向かいました…
【始発駅ウォンエンヤイ点描】
一時期ASEANのナントカ会議に合わせバンコクの街中から姿を消した犬たちですが、収容された寺から逃げ出したのか今年はだいぶ戻って来てました。夜は結構活発に動き回ったりして、かえって驚かされたりします。皆ちゃんと首輪してるのが以前との違い?
タイの主要駅には必ずある発車を知らせる鐘。日本も昔はこうだったんでしょうか? 音は下のプレーヤーの動画で聞いて下さい
棒線1本の線路が車止めも無く突然終わって(始まって)います。その昔は線路はチャオプラヤー川岸まで延びていたのだとか。この線はマハーチャイまでの間は交換設備などもありますが、船で渡ったバーンレーム〜メークロン間は全く交換設備もなくおそらく一閉塞で同じ車両が行ったり来たりしています。ちなみに湿地帯でよけるものが無いからか(たぶん)、全線カーブはほとんどありません
30分ほど屋台などを巡り時間を潰していると列車がやってきました。「直前横断」は折り込み済みなのか、ライトを点けてやって来ました
日曜の午前ということでバンコクへやって来た人たちが大勢下りて来ました。ちょっと日曜午前の倶知安始発の快速に通じるものが…。ソフトバンクの初期CMみたいですね
【BanNamJued(読み方わからん)駅で途中下車】
風景に惹かれて「いつか降りてみたい」と思っていた駅で思い切って下車してみました…。おそらく外国人なんかほとんど来ない場所、ましてや列車の写真撮る人なんていないだろうから、奇異の目で見られましたが、時間つぶしで入ったお店の人たちは親切でした
最初に線路の上をやって来たのはこの「車両」。動力はスケボーキック。なるほどよく考えたもんです
乗って来た列車がマハーチャイで折り返して来ました。狙っていた線路反対側のアングル(動画はそちらから)はゴミ捨て場が入ってしまうので、こちらへ移動。この辺りの家は水の上に建っていて(たぶん涼しい)、線路を歩いて木道を伝って玄関、となっております。木道上にちゃんと鍵がかかる門もあったりします
エビを食うために再び西へ向かうので駅へ。一応駅撮りですがホームはペッタンコ
【おまけ】
マハーチャイの渡船乗り場横にある海鮮レストラン(おそらくタイ人には有名)の手長エビ。ミソが天国に昇るような美味さ。水槽を指差し「バーベキュー!」と言えば出て来ます。ちなみに特大2匹で1200円ほど。このエビはバンコクでも食えますが、このレストランは焼き加減が最高なのです
【おまけ2】
見にくいでしょうがメークロン線の時刻表。左から(たぶん)ウォンエンヤイ発、マハーチャイ着、マハーチャイ発、ウォンエンヤイ着、バーンレーム発、メークロン着、メークロン発、バーンレーム着です。マハーチャイ〜バーンレームの渡船区間は初めてなら1時間見ておけば余裕です。ここ数年は大きな時刻変更は無い模様。訪問のご参考にどうぞ
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