札幌漫鉄オヤジの鉄写真撮影記 Satsumann's Railroad Photograph Log

国鉄時代に生まれ、当時の車体色を維持する車両を追い回す!

      「 国鉄型車両には、旧態依然スタイルの鉄道写真がよく似合う…」                   Restart 2018/09/10 689400-

【 基本、写真が主、動画が従、のスタンスで撮影しております。悪しからず 】                                      
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【2010/06/15】出張de鉄ふたたび、本年度ホキチキはこれで〆編

 いや〜暑い暑い、何たって家の中は連日25度超え。しかも北海道の借家にはほとんど冷房なんて無いですから、帰ってからMacに向かう気力もなかなか起きなかったって訳です。昨夏までは快適な環境の中で、実に半日近くも自由時間が与えられていた(※意見には個人差があります)泊まり勤務が無くなっちゃったのも大きいですね〜、って全て言い訳です。1週間放置してました。先週末に何とか写真までは手ぇ付けてたんですが、結局週またいじゃいました。申し訳ありません。さて先週は急遽稚内へ出張が入りまして、話がデキすぎですがちょうどホキ工臨が入ってくる日と重なったので、久々に「出張de鉄」と相成りました。ちなみに仕事は夜22時過ぎから深夜2時まで。工臨が来るのは午前6時前ですから、せっかく会社経費で泊まった高級ホテル(※私にとっては…)もわずか滞在3時間弱。「この人何しに来たの?」と瞳には浮かべながらも笑顔は絶やさないホテル従業員にプロフェッショナルを感じながらの撮影開始となったのでした…

【抜海〜南稚内】みなさん憧れの抜海〜南稚内ですよ〜!って区間中最もお手軽な「こまどり陸橋(通称)」です。ここなら半袖半ズボンでも行けます。ちなみに背後は新興住宅街。稚内のマチの発展次第では数年後には消滅(※確か20年前にも無かった)するポイントかも。ちなみに朝起きて窓の外見ると空が白っちゃけてまして、「今日は利尻はダメだな」との判断でここにしました


 でも心配なので見に行ってみるとこんなもん。一応山頂まで見えてはいますが、これじゃあ写真にしてもほとんどわかりませんね。いつかは昨年超えが出るのでしょうか?






南稚内〜抜海】晴れていたのでいつもの階段から逆に向かい、丘に登ってみました。一応散布場所なのですが、インカーブ側は数粒がチョロチョロ落ちてくる程度。今年の宗谷本線工臨は「北のEF58 61」こと(※イベント専用機みたいだから。意見には個人差があります)DE15 1520号機が連続当板していたので、「ハナクソ嫌い」な方々にはちょっとポイントアップでしょうか。私は国鉄原色であれば「あばたもえくぼ」と思っています



【おまけ】続行でこんなのが来ました。失礼ながら楽しそうです。ピンクリボンの回収とバラストならし作業をマジメにやっておられました



【おまけ2】列車を待っているとすぐ背後で何やらガサガサと音が…。バンビちゃんでした。ただ親がいなくてうつろな目、目頭のダニの吸着多数など弱っているようにも見え、まったく逃げる気配無し。このまま力尽きる運命なのかもしれません
【ここでブログらしく豆知識】撮影地ガイドにもまったく記述が見られませんが、この時期、北海道での撮り鉄で最も気を付けなければならないのがダニの吸着被害です。ダニと言っても皆さんの家にもいる小さなものではなく、はっきりと目視できるアリぐらいの大きさのもの。北海道では(※私は只見沿線でも見ました)普通に草陰や木などにいくらでもいて、「獲物」が通りかかるのをじっと待っています。シカやクマなどの大型動物、そして撮り鉄は格好の「獲物」な訳です。数時間体をはいずり回って肉の軟らかい部分(動物なら目のまわり、人間なら耳の裏、股間、頭皮など)を探し当て、麻酔成分で感づかれること無く顎を刺し込み、体が数倍にふくれあがるまで数日間にわたり吸血するそうです。問題なのは吸血される際に「お返し」としてダニから人体に入ってくる成分。蚊ぐらいなら「かゆい」で済むのですが、大型獣や鳥、ネズミに吸着したことがあるダニに刺されると「ライム病」などの深刻な感染症にかかったりすることがあります。また、吸血中は無理に引きはがすと顎が皮膚に残ったり、体が潰れて体内成分をわざわざ人体に注射するような事態になり、北海道では吸血中のダニが見つかったら病院(皮膚科で切除手術)行きです(ちなみに後輩が勤務中にダニにキ×タマを刺され、労災認定されました。おなじみタ×氏はクソゴルフ後の風呂で吸血未遂を発見したとか)。もしこの時期(私の経験では春〜盛夏)に北海道で撮り鉄をした後、数日後から突然体調が悪くなるようなことがあればダニに刺されたことを疑った方がいいかもしれません。エキノコックスと同じで内地の医者に「カゼ」と診断されると、さらに悪化してしまう原因にもなりかねません。対策としましては北海道の「山菜採りスタイル」。つまり長靴、レインスーツ上下、首タオル、軍手、帽子の完全防備。虫除けは市販のものは野生の王国北海道ではブヨなどですらシカトされますので、ハッカスプレー(北見土産に売っているもの)かサロンパスなど(ネイチャー系写真家と保線作業員伝授)で。そしてダニが体や髪の中で刺す場所を探している間(12時間ぐらいはあると言われる)の入浴が重要です。「疲れた」とそのまま車でマルヨなんて最悪ですよ。ちなみに私は一昨年川湯温泉近くの石山で体から5匹出て来たことがあります。ちなみにうち1匹を見つけたのは3日後の背中。顎をちょっと刺し込んだ段階で「入浴」となり茹だったようで、2日間成仏したままぶら下がっていて事なきをえました…。気になる方は「マダニ ライム病 吸血」などで検索してみれば写真なども出てきます



【士別〜北剣淵】その後はハンドル訓練も含め、昨年までに撮った場所を避け新たなポイントを探すも、各所のクマザサなどに阻まれ供養送り連発。ここも電線だらけ&ケツ切れですが丘がいい感じだったので…。ちょうど「しずお農場」あたりでしょうか



【東六線〜和寒】今年はここへ来て好天が続いているため宗谷沿線はほとんどモジャにやられ盛夏状態ですが、ここはそれなりに刈られてました。農家の方なのか先人なのか…、いずれにせよ感謝です


 この後、翌日宗谷入りされるチト氏が旭川入りされたので留萌にて酒宴。私は爆睡後札幌へ向かいました。この後は天候や日程の関係でしばらく参戦見通しが立っておりません。今年のホキチキもまずまず楽しめました
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