今週のお題「卒業」パチンコは10年ほど前に卒業しましたが…、趣味の鉄道写真撮影はナカナカ卒業できません(鉄道写真は『復学』?)…! 鉄道の世界で「出会いと別れ」といえばターミナル駅! 東南アジアを代表するターミナル駅のホアランポーン駅(フワランポーンえき、สถานีรถไฟกรุงเทพ, Hua Lamphong Station)が2年後に姿を消すコトは今年はじめの
でも書いた通りです…。新コロナ禍で(流行りの? テレワークではありませんが…)チョット時間ができてしまったモノですから、古い写真データをひっくり返していましたら、最近の(一部)若者の心を惹きつけているらしい、タイへ譲渡された日本国有鉄道導入車両の15年以上前のカットが出てきましたのでご覧に入れようかと思います…
【2003/01/10】(かつて.Mac時代のHPで公開していたカットを含みます)
まずは12系急行型客車!
▲▼フラッと歩いていたホームでコレを見つけた時には、サスガにコーフンしましたね〜! コノ当時、車両を撮るために駅ホームをウロウロするような人は居ませんでした…(カメラをぶら下げたフツーの観光客はもちろん当時からウジャウジャ)。塗色はかなり短い期間だったと思われる、この当時のタイ国鉄車両標準塗色。コノ色の前後は白青のツートンですから、やっぱ塗装作業が面倒だったんですかね〜?(※意見には個人差があります)
▲銘板類もまだすべて残っていました。元西日本車なので「日本国有鉄道」。まさかバンコク中央駅で見るコトになるとは… ▼車内はほぼ日本時代のままかと…。こんなモケットあったのか知りませんけど…。窓開いてるので冷房非稼働ですね…
▲タイでは駅員さんが乗り遅れ客がいないか確認してから、緑旗が上がって発車になります。編成先頭まで行く間もなく発車してしまったようで…
【2003/01/12】
まだ青色LEDが発明される前の時代の駅舎ライトアップ。現在のものより温かみがあって好みですね〜(※意見には個人差があります)
【2004/01/13】
次! キハ58系急行型気動車!
▲まだバリバリ(死語?)タイの表玄関だったドンムアン国際空港(ちなみにいよいよ開業が近そうなバンコク近郊の高速鉄道、ドンムアン方面はこの頃からもう高架工事してたんですよ〜=鉄筋だけで放置されてたりとか…)から右列車に乗って到着…、すると隣に見慣れた(当時)車両が! ▼スカートが撤去されて連結器まわりにバッファー? が設置されているのでトレーラー客車化された後なのかも…
▲扇風機には「JR西日本」のシールが…。1月に見たホアヒンに残る車体とは車体色が違いますね〜
【2005/01/19】
タイ国鉄おなじみのマナー啓発イラストポスターにもキハ58系パノラミックウィンドウ車登場! コチラは赤スカート履いてますね。ちゃんとタブレット授受器(後ほど登場)まで描かれているトコロが泣かせます…(※意見には個人差があります)
【2005/11/18】
食事中の写真で失礼!(まだinstagramどころかtwitterもFacebookもない時代ですから〜! かろうじてmixiか?) この年は2回もタイに行ってたんだな〜 ▲ホアランポーン駅内フードコートのカワイイお皿。今年は持ち帰りのみでしたので未確認ですが、まだ使ってるんですかね〜? これらの旅はすべて家庭内最高指導者の地位に登り詰める前の、ヨメさん同行です。よって単独で撮り鉄なんかには出られないワケで、せいぜい行程に乗り鉄風味を加味する程度。で、バンコクから移動しましたスリン駅で到着ついでに、
▼タブレット授けを撮影!(こんなん撮ってたんだな〜)
▼
【2005/11/19】秋に渡タイしたのは…
「スリン象祭り Surin Elephant Round-up 」
を見に行ったからですね〜。夜行列車でバンコクに戻りますが、▼駅前も象だらけ〜!
▲ホームでキハ20系クリソツ(死語?)のRHN型ディーゼルカーでいいのかな? など見送りながら待ちまして…
▼バンコク・クルンテープ行き夜行列車入線。タブレット受けは、日本ではご法度のリトラクタブルのストロボをバッチリ入れました! 怒られたら「ワタシタイ語ワカリマセ〜ン」と言って逃げようと思ってましたが、まったく怒られることも無く…(※意見には個人差があります)
Passing train release Railway tablet in Surin station,Thailand タイのタブレット授け
▲動画もあったでよ!
▼寝酒を呑んでオヤスミナサイ!(※現在タイ国鉄車内での飲酒は厳禁となっております。当時は食堂車から冷え冷えのシンハーSinghaを、ボーイさんが座席まで持って来てくれました…)
▼
【2005/11/20】早朝に右の列車でバンコク駅の3番線に到着しますと…
▼5番線に停車中の編成中間に、なにやらターミナル駅に最高に似合う車両群が…
いよいよ最後に原色ママの14系特急型客車!
▲「B寝台」表記もソノママですね〜! 同業のニオいがする人、たぶんタイ人ですがこの時、同駅で初めて見まして、「いよいよアジア通貨危機から立ち直り始めたな〜」と(当時は上から目線で)感慨深かったのを思い出します…(※この数年後からバンコク行くたびに、実勢で『あ〜、もう日本追い抜かれてるわ〜』と痛感することになるのですが…=意見には個人差があります)(※さらには現在では国レベルでは置いてけボリ感しか…=意見には個人差があります)
▲コノファイルサイズじゃわからないと思いますが、サボの行き先は「เขื่อนป่าสักชลสิทธิ์ Pa Sak Jolasid Dam」。現在もコノ季節の週末に運転している、パーサックジョンラシッドダム行き観光列車ですね〜。当時も特別車両扱いだったのでしょうか…
▲この時ばかりは編成を見ようと歩いたようで… ▼振り返ると、「広島」行きでした…。広島まで連れて行って欲しい、とは当時も思いましたね…
▲サボ付き、窓上のタイ文字もなかなかの雰囲気… 。ミャンマーと違ってオリジナルの車番表記だけは完全に取り払われてますね… ▼カルテット仕様車のベッド番号はオリジナルとタイのものが並存してますが、混乱しなかったのでしょうか…?
▲カマなしで留置されていた編成は「タイ国鉄雑形式(失礼!)客車+14系スハネフ寝台車+14系ハザ座席車×4+14系スハネフ寝台車+タイ国鉄雑形式(ふたたびこの頃増えて来たツートン)」だったようです。妻面のみタイ警戒色のこの編成、メチャクチャ格好良いですよね?(※意見には個人差があります) 誰か模型で再現してくれないですかね? 買い取りますよ〜!
▲貫禄あふれる駅のベンチで寝こけるタイ人のオッサンと14系、似合うよな〜、と思って頭端の改札方面に戻りますと… ▼寝足りないと言っていた日本人のオンナもベンチで熟睡しておりました…
ちなみに「ブルートレインは2006年のチェンマイ行き臨時特急でデビュー」と書いてあるサイトもありますので、この仕業は譲渡直後のお試し運用だったのかもしれませんね…。自分たちが乗る寝台車はいつも「2等ノンエアコン」と決めていたので、この後、元日本車の寝台を見た記憶はありません…(記憶が無いだけかも…。特に塗色変更、魔改造後は…=※意見には個人差があります)
▲リノベーション前にも1回行ってるんですが、それはたぶんフィルム撮影… ▼【同日のおまけ】まだiPhoneなんか世の中に無かった時代のバンコクBTS。このiPod広告、もう15年前ですか〜!
しかしこうして見ると、自分、15年間やってるコトも嗜好もほとんど変わってないな〜、と…
今じゃホアランポーンのホームには「三脚に一眼レフ」の純日本スタイルの鉄の姿が必ずと言っていいほどありますが(ちなみにこの頁のカットはすべて手持ちね)、なかでも若い子たちが旧国鉄の車両を追っかけたりタイの鉄道に興味を持って撮りに行ったりするの、よくわかりますよ〜。日本国内じゃネタ枯渇、本州以南だったらドコへ行っても「御召でも来るの?」ってぐらいの激パばっかですもんね〜(※意見には個人差があります)。色や形態は変われどまだまだ魅力的なタイ国鉄、元ブルトレ車もさらなる新塗装になって活躍を続けるようですから、みなさん撮影に励んでくださいませ〜!
(私的単独海外旅行を日本人のオンナ=現家庭内最高指導者=から禁じられている自分は、在タイ時は今後も変わらず『乗り鉄』『食い鉄』主義で行くと思いますので…)
▼ご参考
🇹🇭🇯🇵タイでのブルートレインテスト
— ท่อยทอยยย lll 🥺トイ (@toythetrain) 2020年10月26日
ขบวนทดสอบรถนั่งและรถนอนปรับอากาศชั้น2 JR-Westบลูเทรน(บชท.ป.JR/บนท.ป.JR)
โดยใช้รถจักรAlsthomทำขบวนจากมักกะสัน-คลองขนานจิตร เมื่อวันที่ 17 พฤศจิกายน 2547
ภาพจาก : วารสารรถไฟฉบับ ม.ค.-ก.พ. 2548
-https://t.co/5gefhgLFE7
-https://t.co/1FUvbzX1hz pic.twitter.com/9SbGaCf0gI
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その後、記憶からも消えてたんですが…
【2010/01/21】の写真が出てきました。14系15形かな?(2022/04/19追加)
これまた過渡期っぽいお姿で!=ホアランポーン駅
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