札幌漫鉄オヤジの鉄写真撮影記 Satsumann's Railroad Photograph Log

国鉄時代に生まれ、当時の車体色を維持する車両を追い回す!

      「 国鉄型車両には、旧態依然スタイルの鉄道写真がよく似合う…」                   Restart 2018/09/10 689400-

【 基本、写真が主、動画が従、のスタンスで撮影しております。悪しからず 】                                      
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【2010/06/06〜07】黒貨車党東へ、家族旅行deホキ&タラキハ

 ヨメが新聞記事を見て「落石岬へ行きたい」と言い出しまして、「それはちょうど良いタイミング。私も根室へ行こうと考えていた所。是非ご一緒しましょう」と家族ドライブで根室まで遠征してきました。目的はこの時期ですからもちろん工臨。いろいろトラブルにも見舞われましたが、「今シーズンの工臨最高の日」となることが予想されるほどの、彼の地では珍しいオハヨーからオヤスミまでの好天に恵まれました。ただ遠いだけに帰りはフラフラ、道中何度も意識不明の重体に陥りながら、結局家にたどり着いたのは出勤5時間前。とっくに夜が明けた後だったのでした…(今の北海道は午前2時過ぎから明るくなってきますけどね…)


【初日 2010/06/06】


【山部〜布部】前日クソゴルフ(※社内レクリエーションの感じ方には個人差があります)で来旭していたタサ氏とともに、小手調べがてら富良野へ。昨週と同じ列車だったので私は休日限定アングルへ登ってみましたが、豆粒な上に天頂ライトでどこにキハがいるもんやら…。ここは冬の午前が良さそうですかね…、ノーマルに狙うならやっぱり下がベストかな



【おまけ・富良野】地上アングルだったタサ氏と再合流のためいったん駅前ロータリーに行きますと、何やら人だかりが…。「富良野美瑛ノロッコ号」で特別運転中のC11でした。旧客で補機、看板無しだったらキハ40どころではなくちゃんと撮るんですが…(※趣味の嗜好には個人差があります)。この列車のおかげで6〜10月はクソガマ(※以下同)の危険から解放されているわけで、ある意味ありがた〜い列車ではあります



【2日目 2010/06/07】
 「翌日は仕事」の堅気のサラリーマン・タサ氏とは昼食後に別れ、帯広で1泊。道東運転でさらに東を目指します。釧路管内へ入ってからも心配していた霧の発生も無く、何とか通過30分前には別寒辺牛湿原の「水鳥観察館」駐車場へ。急斜面と格闘しつつも「こんな条件2度と無いぞ」と自分に言い聞かせ何とか禿げたポイントまで登ると、息を整える暇も無く湿原奥から列車がやって来ました…
【厚岸〜糸魚沢】


 はるか彼方の列車をデジ300ミリで。国鉄色は視認性にも留意してカラーリングが決められています。順光なこともあって、風景に埋没せず、うるさすぎず、ですね







 ここからは200ミリズームに付け替え。線路が右に寄ってくると国道が邪魔(本当は山上のアンテナもレタッチソフトで消し去りたいところですが…)になってきますので、バランスが難しい所。線路脇の水たまりが今年一番の水鏡かもしれません?
 撮影後汗が引くまで20分ほど山頂に滞在、下山途中に最初のハプニングが。水を含んだ斜面が私の体重に耐えきれず崩壊、わずか3メートルほどですが滑落しました。機材は守ったもののダニよけに着込んでいたジャンパーやズボンは文字通り「泥んこ」に。いつもは持ち歩く予備ズボンをよりによってこの日は忘れていたため、厚岸に着いたことも知らずに助手席で寝続けていたヨメを起こし、開店直後のポスフールでズボンを買ってきてもらいました。ちなみに市街地まで私は下半身パン1で車を運転、駐車場ではかなり挙動不審状態で運転席に座り続けました。ちなみに大きなサイズのズボンは東国原仕様(あるいは開発局か土木現業所)の作業着ズボンしか選択肢が無かったらしく、以後どう見ても仕事サボって列車撮ってる人になってしまいました…


【落石〜別当賀】


 昼休みの間に落石岬へ行きヨメを満足させた後、返しの撮影のため海沿いへ。この辺りはクマザサすら背が低く、抜海〜南稚内よりさらに荒涼とした雰囲気ですね




 前回マヤの時もなかなか雰囲気がありましたが、やはりここまで晴れてくれると有り難い。この場所は逆アンの方が有名ですがこちらも捨てたもんじゃないですよね。前はひたすら落石市街から歩いてきましたが、今回はドライブスルーで。ズボンのせいか作業員の方々に会釈いただきました
 この後第2のハプニングが。「ろくたら撮影地無いし」とかなり早着した厚岸の道の駅でトイレへ。戻ると車の右前輪がすっかりひしゃげてました。ガソリンスタンドで難なくパンク修理してもらえたのですが、「途中の無人地帯でバーストでもしてたら…」と考えると肝が冷えましたね。「パンクの修理代って自転車もクルマも同じなんだ…」とのヨメの言葉には妙に感心


【糸魚沢〜厚岸】

 余裕を持って厚岸入りしていたおかげで、パンク修理後に再び別寒辺牛湿原へ。厳密にはこの高さだとイン側は電線がかかってしまっています



 この時間になるとさすがに怪し気な雲も湧いては来ていたんですが、通過時は晴れてくれました。結局鉄らしき人には全く会うこともなく、こんな光景独り占めしちゃっていいんでしょうか、という罪悪感も…
 一応「花咲線区間(この線名好きじゃありませんが…)コンプリート」扱いにしても良いかな、という収穫が得られた旅ではありました。帰路はカフェイン摂取に各所で失敗、瀬戸瀬市街で力尽き、仮眠を繰り返しながら帰ってきたのでした

【食】特筆すべきモノのみ。初日昼:FBふらのバーガー 初日夜:帯広のフレンチ「オランジュ」 2日目昼:札幌で大人気の回転寿司「花まる」根室店 【湯・宿】初日:帯広「ふく井ホテル」早朝出発で朝食とれなかったのが心残り 2日目:川湯温泉 【同行者】全行程:ヨメ 上川管内:タサ氏とそのお連れ様
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