自分史の中で撮り鉄全盛だった中高生の頃には「夏休み」といえば周遊券や18きっぷ片手にほぼ全日、1ヶ月半を鉄に費やし、休み明けには字が書けないような状態になっていたもんですが、四十路直前のオッサンともなるとそのような訳にも行かず、ヨメを連れて戻った札幌の家からこっそり朝練へ抜け出すのがやっと。まあそもそも民営化から二十余年が経ったとあっちゃあ、昼間線路端へ行ってもシャッター押したい列車なんかほとんど来やしません(※意見には個人差があります)が…。それでも都合良くこんな時期に返空チキの運転がありまして、それもほとんど行くことがない石勝線での設定。荷のショボさから今年はほとんど行ってないチキでしたが、「やっぱり原色DLが拝みたい」と1時間強の早朝ドライブへ出かけたのでした…
【滝ノ下信号場】列車は占冠発ということで、ほぼ逆光条件下での走行。そんな時に限って早朝から抜けるような快晴になるもので、唯一真横ぐらいに陽を受けそうな滝ノ下付近へ。ただ信号場のカーブ抜けた区間はモジャを超えたジャングル状態で、結局信号場での撮影になっちゃいました…。今夏の北海道は湿度が高いので、バラストヌメヌメ、木々は霞み、まあそれはそれでって感じにはなったかと…。シェルターはかなりの力行で抜けて来ました…
【追分〜三川】列車は追分でスイッチバックしてチキ基地がある岩見沢へ向かいます。折り返し時間を利用して由仁あたりまでロケハンしたんですが、俯瞰側にはまだ光が回っていないこともあり結局またもや陸橋。非電化複線木枕木の結構好きな雰囲気の場所ではあるんですが…。300ミリ(デジ)で圧縮すると線形はよくわかりますが、列車は単機を通り越してDL色の保線用車両のような存在感。まあこれも「北海道らしい」鉄道風景ですかねぇ
【食】【湯】【同行者】朝練なので無し
23140