札幌漫鉄オヤジの鉄写真撮影記 Satsumann's Railroad Photograph Log

国鉄時代に生まれ、当時の車体色を維持する車両を追い回す!

      「 国鉄型車両には、旧態依然スタイルの鉄道写真がよく似合う…」                   Restart 2018/09/10 689400-

【 基本、写真が主、動画が従、のスタンスで撮影しております。悪しからず 】                                      
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嗚呼、北海道内貨物DD51定期 (的な) 運用終了…

 JR貨物鷲別機関区のDD51が担当していた石北季節臨貨の今シーズン運転が19日を以て終了したため、ついに同機が担当する貨物列車が北海道内から(一応)消えたことは、他ブログ等でみなさまクサるほどご覧になったことと思われます。自分は原色主義者なんで、ここ数年貨物を撮影に行くことは無かったんですが、予想していたよりは先延ばしになったとは思うものの、やはりこの日を迎えるといろいろな感情がわき上がってきます。分割民営化後もあのダッさいJRシール(※意見には個人差があります)を貼られることもなく、国鉄時代と何ら変わらぬ姿(厳密にはSGホースとかボンネットに固定されていたハンドスピーカー? なんかは取り外されてますが…)で寡黙に働き続ける凸たちの姿がなければ、間違いなく自分が撮り鉄を復活させることは無かったでしょうから……。ここに追悼供養として、デジタル化以降の鷲別所属機末期の姿を、当時の思い出とともに並べさせていただきたいと思います。ちなみにカットはすべて撮影記からの再掲になりますので悪しからず…



 まぁのっけからの通り定番撮影地のオンパレードになりますので…、御覚悟のほどを…。白昼堂々の凸凸列車として有名な函本1080レでしたが、当時から原色重連になることはほとんどありませんでした。たとえ電化区間、ドン曇りでもやっぱり来れば嬉しかったですね〜
(2007/09/16)



 札タを昼前に出る5772レもかなりの頻度で重連となっていました。上野幌で停があるので、万が一の場合はそのまま札幌南インターからスクランブル発進できるよう、カマチェックによく行きました。が…、こちらもハズレばかりでかなり萎えましたね…(※意見には個人差があります)。クソガマ次位よりは、原色単機の方がはるかにやる気が出たものです…(※意見には個人差があります)。この日は長万部から本輪西入りし、5772レをヒムソで継承するこの列車を「一応見ておくか」とカメラを構えていたら、原色×2が現れビックラいたしました…
(2008/01/22)



 青函連絡船有川桟橋の流れをくむ函館貨物駅。末期は検査期限の調整か五稜郭とのチョン行に閉じ込められるカマが多く、比較的原色投入が予想しやすい場所でした。次に再訪した時にはでかい陸橋が1073号機がいるあたりに増設され、函館山とのコラボは狙えなくなっておりました
(2008/05/24)



 まぁ五稜郭まで行ったらまだ一往復残っていた道南の凸担当列車は、当然要チェックとなります。カマは鷲別からの運用なのでまったく読むことができず、原色来ると嬉しかったですね〜。晴ればかりでなく驟雨に霞む姿もまた良し…(※意見には個人差があります)
(2008/05/25)


     
 この頃のイレギュラー運用はほとんど凸が投入されていました。もう何年も撮りに行ってませんが、初夏の自衛隊臨は何色が入るか気が気ではありませんでした。日中走行となる函本下りは、最後の数年は現場の「ご厚意」により原色になっていた気が…
(2008/07/02)



 現在はかなり盛り上がっているらしいこの辺りも、当時は御同業を見ることはむしろマレ。アングルも比較的自由度が高かったですね〜
(2008/08/11)



 元内地人とあっては、やっぱり北海道のDD51貨物というと、道南函本の大幹線で、たいしてダイヤを調べてなくても次から次へとやって来るというイメージがあります。プロテクター付きの五稜郭ガマ、カッコいかった(※北海道弁)な〜。噴火湾で大きくΩカーブを描いているので、残り一往復になっても、晴れたら光線が良い場所が選べましたね…
(2008/09/18)


     
 降ってわいたネタが減便になった北斗星用車両の甲種貨物回送。2回に分けて行われて、片っぽはドン曇りだったかな〜。初回1167、この回1067と連続の原色登板には狂気乱舞でございました…。これで次位妻面がブツ切りじゃなければ最高だったんですが…、当時から贅沢は言うまいと思ってましたよ…。ちなみにミャンマー鉄の権威・斎藤幹雄さま情報によると、これらの車両は釧路時代同様放置プレーが続いているようです…(まあ屋根削っちゃったら非冷房だもんねぇ…)
(2008/11/26)






 この頃からメーンターゲットが石北に移っていきます。チトさまと運用を解析して8075レを愛別で待ち受け、読み通り前後原色で現れた時には、思わず固く握手を交わしましたっけ…。追っかけも容易なスジで遠軽スキー場俯瞰、そして安国と良い光線に恵まれた、良き1日でした…
(2009/01/27)




 それでも道南運用も残っていたんですね。下りは前日の上り情報が入れば、比較的マトを絞りやすくはありました
(2009/03/27)



 1056、1184と原色機がたて続けに2機も転入、命脈を保ったのがこの年でした。そして私事ながら希望もしないのに神の思し召しで勤務地が旭川となり、お手軽朝練の環境が整ったのでした…
(2010/09/07)


     
 イン側順光が8071レ
(2010/09/10)



 アウト側順光が8073レ、と何とも贅沢な撮影環境でしたね…
(2010/10/02)



 そして自分比最高条件の「その時」がやってきたのです(准国営放送OB松平定知アナ風に)…。快晴、残る落葉松黄葉、そしてさらりと積雪、と文句なしの条件下にゴールデンコンビが投入されました。それでも平日だったこともあり、この場面に立ち会ったのはわずか5人でしたね〜。いつもなら2丁切りなんですが、この時は万全を期して手持ち1台と動画三脚のみという態勢で臨みました…
(2010/10/27)



 日が長くなればこの場所でもバッチリでしたね。ここなら8073レ撮ってからでも余裕で出社できました…(※ちなみに8071レなら146キロから夜勤にスベり込めました…)
(2011/02/11)


     
 運用的にはわかりませんが、自分が立ち会った石北プッシュプルはこれが最後ですか…。この後、紅葉ピーク時に(前だけの)1073撮って、ほぼ自分の中では石北、そして凸撮りは終わったかと…
(2011/04/04)



【おまけ】絵本「はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ (道新童心社)」で最近ふたたび注目されている、原色DD51レジェンド磐越西線のう回石油輸送にも1184号機が一応馳せ参じましたね…。臨仕業に入った途端に相方の757号機が故障、わずか1往復しかしていないはずですが、自分が現地へ入ったわずか2日の初日にその復路に立ち会うことができ(次位ですが…)、結果的にまたもや「神の思し召し」を感じることになりました…(※趣味的には旋回窓ありなしコンビとか撮ってみたかったんですが…。まぁ当時はそんなこと考えるのも不謹慎かなと…)
(2011/04/13)


 ここまであらためて並べてみてつくづく…、「原色に非ずんばDD51に非ず」という事を再認識いたしました〜。合掌(※意見には個人差があります)
 つきましては函運のクソガマも最期の花道に原色復活…、そんな夢物語はあの会社の余力からもあり得ないでしょうね〜。(※意見には個人差があります)そう遠くない将来、道内から追うべき被写体が消えた折には、非デジの凸たちもお見せして行ければと思っております…
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